コスメコンシェルジュが警告!あなたにクレンジング方法が肌をボロボロに
皆さん、まずクレンジングは正しく選べてますか?
クレンジングはよく落とせるものが1番!なんていう気持ちでオイルクレンジングを常に選んでいる方が多いと思います。
クレンジングはメイク落としや肌の汚れ落としで使われるとともに、時にはお肌の潤いを保つNMF(天然保湿因子)までも落としてしまうこともあるのをご存知でしょうか。
その日のメイクの濃さ、お肌の調子に合わせて使い分けることが重要だということを踏まえて、以下の項目で正しいクレンジング方法と、正しいクレンジングの選び方をコスメコンシェルジュから伝授したいと思います。
コンテンツ
●クレンジングの種類と落とす力
ご存知の方も多いと思いますが、ここで改めてクレンジング種類について説明します。
・オイル状
「クレンジングオイル」と呼ばれるものです。
クレンジング力は強めです。
・クリーム、ペースト状
クリームタイプのもので、油分が多めです。
コールドクリームというのもこの部類に分けられます。
使用後は潤い感が残ります。
クレンジング力はオイル状のものよりは弱いため「普通」としておきます。
・乳液状
基礎化粧品の乳液とテクスチャーは同じ感じで、クリームタイプよりも水分が多めです。
クリームタイプに比べると、柔らかい感触で使用後はさっぱりします。
クレンジング力はクリーム状よりさらに弱め。
よって「弱い」という部類にしておきます。
・(油系)ジェル状
ジェル状で記載されている成分の最初が「油性成分」のものです。
やはり油分が多めの為、クレンジング力は「強め⇔普通」のものが多いです。
・(水系)ジェル状
ジェル状で記載されている成分の最初が「水」や「界面活性剤」のものです。
油系のジェルよりはクレンジング力は弱めなので「弱い」という部類にしておきます。
・液状または不織布含浸タイプ
界面活性剤、アルコール、保湿剤などが含まれている液状です。
コットンなどに含ませ拭き取りながらメイクを落としていきます。
不織布タイプはこれらの液体がすでに不織布に含まれており便利です。
クレンジング力は拭き取る際の摩擦もプラスされるので、「弱」から「中」といったところでしょう。
●クレンジングの種類別に見る特長
・オイル状
主成分は油性成分で、メイクとなじませ乳化させて落とします。
[乳化とは本来混ざり合わない(水溶性成分と油性成分など)もの同士が均一に混ざりあうこと。この場合はクレンジングと最後洗い流す時に水と混ざり合った状態です。]
素早くすっきりと落とすことができます。
この際、肌が本来持つ皮脂膜、つまりは潤い成分も同時に落とされてしまうことがあります。
最近、クレンジング時にマッサージができるものもありますがオイルタイプは例外です。
長時間の使用は避け、素早く落とすことを心がけましょう。
・クリーム、ペースト状
油分と界面活性剤がバランスよく配合されているクリーム、ペースト状のクレンジング。
スキンケアでもクリームを使用することがあるので、使い慣れている方も多いと思います。
適度な量を使うと、手の平と肌の間にクリームの厚みがあり肌との摩擦を防いでくれます。
洗浄力もそれほど強くないため、ゆっくりとマッサージをしながら使用することもできます。
洗い上がりはしっとりとしています。
・乳液状
ミルクタイプとも呼ばれる乳液状クレンジング。
テクスチャーはスキンケアに使用する乳液と同じです。
油分と界面活性剤がバランスよく配合されている点はクリーム、ペースト状と同じですが、乳液状の方が水分が多めです。
テクスチャーも柔らかめでマッサージにも使えます。
洗い上がりはしっとり感がありますが、クリーム、ペースト状よりはさっぱりとしています。
・(油系)ジェル状
主成分が油性成分のためテクスチャーはこっくりめです。
ホットクレンジングなどがこのタイプといえるでしょう。
適量を守ることで、手と肌の摩擦を防ぐことができ優しくメイクを落とすことができます。
外気の温度によってはジェルが固くなることもあるので、必ず温かい手でジェルを柔らかくしてから使用しましょう。
油性成分を多く含んでいるので濃いメイクともよく馴染みます。
洗い上がりはしっとり仕上げです。
・(水系)ジェル状
水系ジェルのクレンジングには含まないもの(オイルフリー)と含むもの(オイルイン)があります。
オイルフリーと聞こえはとても肌に優しそうですが、実際のメイク落ちはあまりよくありません。
メイク(油性成分)とオイルフリージェル(水溶性成分)をなじませるのですから、界面活性剤の配合量は非常に多いです。
肌への負担も気になるところ。
そして、水溶性成分でできているので洗浄力が強く洗い上がりはかなりさっぱりとしています。
オイルインの水系ジェルはオイルフリーに比べ多少の油性成分を含んでいるので、水系ジェルより落ちがよく潤いもあります。
・液状または不織布含浸タイプ
液状クレンジングは水クレンジングやクレンジングローションとも言われています。
水クレンジングやクレンジングローションと言えば皆さんにもわかりやすいでしょう。
液状タイプ、不織布含浸タイプの魅力はなんといっても手軽さで、すぐに拭き取ってメイクを落とすことができます。
そして中にはダブル洗顔不要や角質や皮脂オフというものもあります。
さらに不織布含浸タイプはすでに不織布にクレンジング剤が含まれているため、すぐに使用することができます。
本当に手軽さが魅力です。
ただしデメリットもあり、まずは拭き取る際の摩擦で、こすり過ぎないように気を付けましょう。また、水溶性成分が主成分のためやはり界面活性剤は多めです。
肌への負担が気になりますが、仕上がり感はさっぱりめです。
●私にはどのクレンジングが合っている?
ここまで、クレンジングの種類、特徴について話してきました。
では、どのクレンジングを使用したら良いのでしょう。
ここでは選ぶポイントについて話していきます。
選ぶポイントは自分の肌質とベースメイクの濃さです。
・肌質からみるクレンジングの選び方
例えば乾燥肌の場合は油性成分を多く配合しているものやテクスチャーがこっくりしっているもの。
今回紹介した中では「クリーム、ペースト状」、「(油系)ジェル」、などが良いかと思います。
逆に、脂性肌の場合はテクスチャーが軽めのもの、洗い上がりがさっぱりしているものを選ぶのが良く「乳液状」、「(水系)ジェル」が当てはまります。
いずれにしても大事なのは、「しっかりと自分の肌と見つめあうこと!」
一日、メイクや外気の空気(埃や汚れ)に触れてきた肌に「お疲れ様~」と優しくメイクを落としてあげたいと思いませんか?
今日の肌は潤いを求めている?
さっぱり感を流してほしがっている?
お肌に聞いてあげましょう。
・ベースメイクから見るクレンジングの選び方
ナチュラルメイクの日にわざわざ落とす力の強いクレンジングを使用することはありません。
濃いめのメイクの日は油性成分が多めのもの、ナチュラルメイク(薄めのメイク)の日には水溶性成分が多く含まれているものを選ぶようにしましょう。
●オイルクレンジングや拭き取りタイプの出番はいつ?
オイルクレンジングや拭き取りタイプのクレンジングについては悪い事ばかり書いてしまいましたが、ちゃんと出番はあるのです。
・目元のメイクちゃんと落としてる?
オイルクレンジングは落とす力が非常に強いことをお話ししました。
ですので、濃いめのメイクをした時や落としにくいアイメイク専用のクレンジングにはこのオイルタイプがおすすめです。
特にアイメイクに使用するアイライナーやマスカラなどは落ちにくい成分を配合したものが多いので、専用のクレンジングを使用するようにしましょう。
しっかりと落とさないと色素沈着の原因になり、まぶたのくすみの原因にもなります。
・便利さ重視の拭き取りタイプ
拭き取りタイプのクレンジングですが私が注目したいのは「手軽さ」と「角質ケア」の2つです。
角質汚れが気になるのはやはり梅雨から夏の湿気の多い時期ではないでしょうか。
この時期にはどうしても家に帰ってすぐにメイクを落としたくんなるので、こんな時のがめに、この拭き取りタイプがいい働きをしてくれると思います
家にいるときぐらい快適にすごしたいものです。
●成分をじっくり見てみよう
ここまでクレンジングの種類や特徴について説明してきました。
自分に合ったクレンジングを見つけられそうになったら嬉しく思いますが、みなさんはクレンジングの成分をじっくりと見たことがありますか?
記載成分の1番最初に書かれているもので、油系か水系かを見極めることができます。そして、その後に記載されている成分に注目してみましょう。ハーブのオイルが配合されているもの、聞いたことがあるような美白成分が配合されているものなど、じっくり見てみることで自身への肌との付き合い方も変わってきます。
自分のお肌に使うものだからこそ、中身に興味を持って使ってみるのはとても重要なことなので、たかがクレンジング、されどクレンジング・・・という気持ちが大事です。
しっかりと落としてからこそ、次へのスキンケアへつながる、大切な肌のベース作りと思いながら、クレンジングを意識してみてはいかがでしょうか!
皆さんが素敵なクレンジングに出会えることを陰ながら応援しています。
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