話題の「リアルオーガニック・ナチュラル」マークとは!?オーガニックコスメに“本物”改革!
オーガニックナチュラルコスメ?と聞くと、「オーガニック化粧品」を思い起こしますが、私たち女性にとって「オーガニック」て特別感もあり贅沢感もあり、それでいて安心感もあり。。。
ただ、そんなに女性にとって徳の強いキーワードなのに、なぜだが私たちの女性のほとんどが漠然とした向き合い方をしている現状があります。それは、オーガニックという言葉があまりに1人遊びすぎてしまって、数多くの商品に使われすぎてしまい、実際にオーガニックじゃないモノまで使われてしまってる始末。世の女性もそれを把握してるが上に、なかなか浸透しないオーガニック商品市場です。
そんな中、2019年9月1日に「リアルオーガニック・ナチュラル」マークなる日本国内では初めての導入が売り場でスタートされました。
消費者に対して本物のオーガニック商品をより鮮明に選別できる1つのベンチマーク的存在になるであろう、このリアルオーガニック・ナチュラル」マークの発起人である、ナチュラルライフ&ビューティーアカデミーの小松和子さんの話をもとに調べてみました。
■消費者にとって不明確なオーガニック市場
まず、小松氏の話によれば、オーガニック化粧品はじっさいには市場では増えてはきているが、それらの多くは一部の原料にオーガニック成分を少しだけ加えさただけのモノだったり、単純に自然成分を多くつかっているだけで、使用感や持続性において化粧品(コスメ)としての役割を満たすために合成成分の添加がなされていることに大きな問題を感じたのが、この「リアルオーガニック・ナチュラル」マークを始めたきっかけであること。
実際に私の友人でもオーガニック化粧品にこだわりのある女性はいますが、どれがどういう風に肌にとってのメリットがあるのか?など、不明なことが多いまま利用してる印象はありましたし、私自身をはじめ多くの女性が、この「オーガニック」という魔法の言葉だけに踊らされしまっているのは肌で感じるのではないでしょうか。
つづけて小松氏がいうには、この「リアルオーガニック・ナチュラル」マークを通じて消費者がよりオーガニック商品を選別しやすく、買い求めやすい売り場環境づくりに貢献したいという思いがこのプロジェクトには込められているようです。
う〜ん、女性にとっては、なかなか頼もしいプロジェクトですね。
■リアルオーガニック・ナチュラルマークの基準とは?
ただ、この「リアルオーガニック・ナチュラル」マークの基準や詳細ってのを、しっかり把握しておきたいものです。ここが不明確だといままでのオーガニックという言葉にまた世の女性は踊らせてしまうわけですから、しっかりと「基準」を把握しておきましょう!
小松氏によれば、「リアルオーガニック・ナチュラル」とは、自然の原料を主とする化粧品のことを指すそうです。例えばナノ成分、ナノ技術、環境ホルモンの影響、生分解に時間を要するものを使用しないなど、オーガニック認証(欧米で定められてる認証)で定められるような、人と環境に配慮した製品であることが約束され、一定の基準を満たしたオーガニック認証コスメと、13の基準を満たすレベルのナチュラルコスメを独自の「リアルオーガニック・ナチュラルコスメ」と位置づけて推奨しているそうです。
(?)一見するとちょっと難しそうですが、、、要するに13個の基準を満たしている、オーガニック認証コスメを対象にしてるという解釈で良いと思います。
- 製品自体にオーガニック認証を取得している(オーガニックコスメ)
- オーガニック認証を取得していないが、自然由来の原料を主として使用している(ナチュラルコスメ)
- 合成保存料、合成香料、合成着色料は認証機関が定める範囲内で使用し、可能な限り自然由来原料を使用すること
- 石油由来の合成界面活性剤は使用しない
- シリコン、鉱物油(パラフィン、ワセリン、ミネラルオイル)、認証機関の定めるカルボマー等の合成化学ゲル化剤は使用しない
- ナノテクノロジー、ナノマテリアルは使用しない
- 環境ホルモンに影響する成分は使用しない
- 遺伝子組み換えの原料は使用しない
- 原材料はできる限り生分解性のあるものを選んでいる
- 人と環境に配慮する企業理念があり、フェアトレードや植林などサスティナブルな活動を 行っている
- 容器や間接包材はリサイクル可能なものをできるだけ使用する
- 企業として製品の動物実験を実施しない
- 製品の大量廃棄を減らし、持続可能な消費生産形態を確保する
なかなか説得力のある13個の基準なので、私たち消費者にとっては心強いと思いますし、この「リアルオーガニック・ナチュラル」マークが宙に浮いた状態ではなく、市場へ深く浸透していけば良いですよね。
■今後の進展とは?
この「リアルオーガニック・ナチュラル」マークが浸透していくにつれての未来展望を小松氏は語ってくれてます。
まず日本では今後さらにオーガニックへの関心は深まっていくと予想されてます。例えば、統合医療のアロマテラピー、アーユルヴェーダ、クレイテラピーなど、生活を豊かにするものの先には必ずオーガニックが存在し、現代の働くのが大好きな日本人の健康を主にした、働き方改革や働き方に対する価値観が変化していく中で、今後オーガニックは益々必要とされていくものだと主張されております。
つづけて、それに伴い多くの販売店への協力も当然必要になりますので、時間はかかるけども地道な活動が、消費者のより良い生活に従事していくものだと考えているようです。
【”NaturalLife&Beauty Academy” 理事】
【ナチュラルコスメプロデューサー|メイクアップアーティスト】
本物を身近に、楽しく、わかりやすく『リアルオーガニック・ナチュラルコスメ』を!」を掲げ、今年6月にナチュラルライフ&ビューティーアソシエーションを設立し、“リアルオーガニック・ナチュラル”マークの普及を始める。
TVドラマ・CM・映画・雑誌などヘアメイクアップアーティストとして活躍を経て、自身の化学物質過敏症をきっかけに肌と化粧品に関する知識を学び、日本で唯一のナチュラルコスメ専門のヘアーメイクアップアーティストとして転身。現在はorganic lifestyle Expoプロデューサーや、2017年1月よりオーガニック・ナチュラルコスメと肌知識に特化したクラムスクール、「NaturalLife&Beauty Academy」を開校
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