【離婚チョット待った!】夫婦のストレス解消だけで解決

夫婦生活
編集&ライター:P-ちゃん ♀ 編集&ライター:P-ちゃん ♀
age:25|独身|【category】食、美容、トレンド

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どんなことがあっても一生添い遂げると誓い合った夫婦でも、一度や二度は『離婚』という悲しい結末を考えたことがあるのではないでしょうか。厚生労働省の調べによれば、日本では約3割の夫婦が離婚しているという統計があり、離婚することはそう珍しいことではない時代になっているのだと感じずにはいられません。どんなに仲睦まじく見える夫婦でも、その夫婦関係や家庭状態は本人たちにしかわからないものです。

離婚の原因は誰もが同じ傾向に

離婚原因にトレンドがあるかはわかりませんが、『性格の不一致』を理由に離婚する夫婦は昔から圧倒的に多いと言えます。


2018年離婚の原因トップ10

参照元:弁護士が教える!パーフェクト離婚ガイド

 

女性側の浮気が意外と上位の原因だということも驚きですが…男女ともに、離婚原因のトップは「性格の不一致」
特に、同棲期間を経ずに結婚、同棲とこと進めた場合『付き合っている時はこうじゃなかった』『思ってた人と違う』と同棲早々からショックを受けてしまいます。さらに子供が生まれれば、肉体的にも精神的にも乗り越えなければならない壁が次から次へと訪れます。晩婚化、初産高齢化などで、それぞれの決断を焦ってする人もいるでしょう。

 

さらにSNSの発展によって、どの家庭も幸せそうなシーンを自慢げに拡散、そればかりを目にしていれば自分たちだけが不仲で不幸なのではと、早とちりが生まれます。理想の生活とのかい離があればあるほど、幸せな家庭生活というのは、雲をつかむほど難しいとさえ感じてしまうのです。

離婚原因は身近なところに潜んでる

ところで、離婚原因の主原因である『性格の不一致』の中に、家事への理解不足が含まれていることをご存知でしょうか。特に共働き家庭の場合、家事や育児の負担における線引きはお互いに不満を持ちやすくなり、ケンカの原因に。時間のない朝はバタバタで余裕がないし、仕事終わりで疲れた夜は余計な家事はしたくない、お互いの状況が似ているだけに家事をどちらかだけの仕事にすることはできません。『なんで気づいてくれないの?』『それくらいやっておいてよ…』など、日頃の小さなストレスが積み重なり、家庭の雰囲気がどんより。小さなことだと思っていたことが価値観の不一致、性格の不一致として離婚の原因になってしまうのです。

女性の社会進出も増え、産後も職場に戻る女性が増えています。共働きスタイルが普遍化する家庭環境を少しでも心地よく整えるためにはどうしたらいいのでしょうか。難しいことは長続きしません、簡単にすぐできる環境整備術を試してみましょう。

それは、ズバリ究極のTo Doリストをつくること。アナログ過ぎる…と思う人もいるでしょう。でも、日々の家事や育児を見える化することはとても大切。相手にとってそれは仕事として認識されていないというのはよくあることで、すれ違いの原因になります。

特に、大事なのは数量や具体的な内容まで書いておくこと。忙しい時間の中では、『掃除しといて』『ゴミ出しておいて』だけではきちんと伝わらず、逆に時間がかかってしまうことも。男と女の脳はそもそも構造が違うという話もあるように、同じ言葉でも捉え方が違うもので、具体的に何をすればいいのか分かればどんな人同士でも作業は分担しやすくなるのです。さらに、書き出しておくことで全体像や所要時間のイメージもできるようになり、どちらかへの作業の押し付けすぎを防ぐことができます。実際書き出してみることで、普段何気なくやっていたことも生活を支える大事な仕事だと再認識してもらえ、感謝の気持ちにつながることでしょう。

リストを作ると夫婦の役割が明確化する

それでは早速、時間帯別の具体的なリスト例をみてみましょう。

【例】
~7:30朝起きたら

  • 布団を片付ける(晴れの日はシーツを洗濯機へ/週一回)
  • 朝食の準備・配膳
  • 洗濯機のスイッチを入れる
~8:30 出かける前に

  • 食器を洗う
  • 洗濯物を干す
  • 子供の着替え
  • 掃除機をかける(リビング5分・廊下3分)
  • ゴミをまとめる(燃えるごみ…月・水・金/燃えないごみ…木)
~18:30 帰宅後

  • 夜ご飯の準備・配膳
  • 洗濯物を取り込む、たたむ
  • お風呂を洗う・沸かす
~20:30 お風呂前

  • 食器を洗う・しまう。
  • パジャマの準備
  • 明日の着替え準備
~21:30寝る前

  • 子供の歯磨き・寝かしつけ
  • 保育園用セット(おむつ5枚、Tシャツ・ズボン・タオル各3枚)
  • ネットスーパーで足りない食材・日用品発注
  • 炊飯器タイマーセット

 ママがやることは赤、パパがやることは青、と色分けしたり、それぞれのマークを付けて分担内容をわかりやすくするといいでしょう。To Doリストに添って、終わった項目をチェックしていけば作業の進捗は一目瞭然。忙しい時間の中でも円滑に全部できた時には、爽快感や達成感も生まれます。

そして、季節やお互いの仕事状況などによってTo Doリストや分担内容を見直します。見直しを通してお互いを思いやるような時間にできれば、尚のこと良しです。スケジュールや家事がデジタル管理できる時代になってきましたが、最終的にはアナログな確認作業が一番記憶に残り習慣化しやすいものです。

◆お互いを許し合いましょう

しかし、忘れてはいけないのは完璧なリストが出来上がったからといって全てうまくいくというわけではないということ。しっかりと相手をやる気にさせ、毎日継続してもらう必要がありますよね。三日坊主で終わらない、というのはとても大事なことです。お互いが気持ち良く作業をこなし、家事分担はお互いにとっていいことだと感じてもらわなくてはいけません。

そのために、こまめに感謝もきちんと『見える化、聞こえる化』なのです。付き合いが長くなればなるほど、相手のしてくれることは当たり前と考えてしまいますが、不器用に見えても家族のために家事を分担してくれていることに感謝して、ちょっとした失敗ややり方の違いにはお互い目をつむりましょう。

さらに、見直しと書き直しがしやすいホワイトボードタイプやちょっとしたインテリアにもなる黒板タイプは、リストをより楽しく書くことができます。人気の100円ショップキャン・ドゥやセリアでも気軽に調達でき、マグネットやシートなど種類も豊富。設置場所や家の雰囲気に合わせて選んでみましょう。最近はDIYブームということもあり、時計やペイント木材を組み合わせたものも人気のようです。オリジナル感がアップすると愛着も湧きますよね。シールを貼ったり、ポイント制にするなどゲーム感覚で競い合うのも楽しいでしょう。

また、子供が大きくなってきたら、早い時期からお手伝いメンバーに加えましょう。子供も大事な家事協力者。外での習い事では学べない生活力が、家のお手伝いを通して学べ何より子供の成長や自立、につながります。
年齢によってできるお手伝いは様々ですが、どんなお手伝いをさせたらいいかわからないという人のためにベネッセ教育情報サイト推奨の3歳からできるお手伝いをご紹介しますね。

参照元:Allabout「子供にお手伝いをさせるメリットと親が心がけるべき事」

≪3歳≫
  • 掃除のサポート(掃除用具を持ってもらうなど)
  • 簡単な料理補助(混ぜる・こねる)
  • お花の水やり

手先が器用になってきた3歳児とは、料理などを親子で一緒にやってみるのがおすすめ。また、植物のお世話は、きちんと水やりをしないと枯れてしまうことを認識させることで責任感を持ってできるお手伝いのひとつだそうです。

≪入園までにできるようになりたいお手伝い≫
  • お風呂掃除
  • 洗濯物たたみ
  • 食器洗い(割れにくいもの)
  • 少しレベルアップ料理(卵の殻割など)
  • 餌やりや水替え(ペットがいる場合)

幼稚園や保育園に入り、集団生活にも慣れてくる4歳児には、少しレベルアップしたお手伝いにチャレンジしてみるとよいでしょう。お皿洗いなど割ってしまうと危険があるものについては、保護者が一緒に気をつけながら挑戦させてあげます。余計に時間がかかってしまう場合もあるので、ストレスにならない範囲で決めていきましょう。

また、生き物への理解も深まり、自分以外の生き物へのお世話に興味も出てきます。ペットを飼っていれば、餌やりや水替えなどをお願いしてみましょう。もちろんお子さまそれぞれの個性や興味の有無もあるので、まずは簡単なものから始め、一緒に楽しみながら進めていきましょう。

離婚する前に試して!

いかがでしたか?全員参加の家事習慣をつくるちょっとした工夫をご紹介しました。家族の家事への関わり方、それぞれの上手な時間の使い方こそ、心地よい家庭環境を整える近道だったのです。

男女平等の思想や教育が色濃くなっているのですから今後、間違いなく共働き家庭は増えていきます。専門家によれば共働き社会の広まりは、経済格差を広げる可能性があるそうです。一生懸命働いているのに、なかなか余裕ができない、隣の家の芝生は青く見える、と嘆く家庭が増えてくるのかもしれません。

最近ちょっとした小さなすれ違いが多い、家での時間が無性に疲れる、時間を上手に使って生活にメリハリをつけたいと思っている人は、上手な家事分担術を早速試してみてくださいね。

P-chan

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・20代前半からエステ業界に入社し2年目から個人業績全国1位エスティシャンに成長。 ・もともと美容マニアだったのでPB化粧品の商品開発に携わる。 ・お客様に...

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